頭皮が皮脂でベトベトになってしまう人がいます。朝シャンプーをしても夕方にはベトベトして臭いまで出てしまう。これは明らかに皮脂が過剰に分泌されてしまっています。もともと頭皮は最も皮脂腺の活動が活発な部分です。とはいえ、健康な頭皮であればベトベトした感じを受ける事はなく、臭いも気になりません。
頭皮が脂ぎっている状態を放置すれば皮脂が毛穴を塞ぎ、
湿疹が出来てしまい、酷くなると
脂漏性皮膚炎などに発展する恐れがあります。
頭皮が脂性になってしまう原因はいくつか考えられます。
- 食事による脂肪分の過剰摂取
- 間違ったヘアケアによる洗い残し
- 間違ったヘアケアによる皮脂の取りすぎ
- 過度のストレスや睡眠不足などの不規則な生活習慣
皮脂は頭皮の乾燥や菌の繁殖を抑え、健康な状態をキープする役割を担っています。そのため皮脂を必要以上に取り除こうとすると皮脂腺が過剰に反応してしまうのです。つまり、身体の修復機能によって足りなくなった
皮脂を補おうと過剰に分泌してしまいます。
肉食に偏った食生活もまた、皮脂腺の活動を活発にしてしまいます。過度のストレスも自律神経のバランスを乱し、睡眠不足もまた男性ホルモンの活動を活発にして皮脂の分泌を増やすと言われます。頭皮が脂臭くなってしまう人は、ヘアケアと生活スタイルの改善、この両方からの対策が大切です。